2012年9月11日 (火)

島倉和歌子「ゼロからの出発~原発事故が教えてくれたこと~」

Shimakura_wakako

原発事故から一年半、福島を去り、新たな生活を始めた人もいれば、やっぱり福島がいいと、戻ってきた人もいます。
放射能がなかったら幸せになれる・・・そう口にする人がたくさんいます。
でも、原発事故以前の、放射能がなかった頃に、本当に心から幸せを感じて生きていた人はどれくらいいるでしょうか。
そして、避難してもなお幸せを感じられない人もまた、たくさんいます。
原因である放射能から逃れたはずなのに幸せになれない。
それは、幸せの基準が、単純に放射能があるかないかではなく、私たちの心の中に、その決定権があるからなのだと思いました。
放射能は私たちから空気も水も、すべての当たり前の幸せを奪ったと、私も一年半前はそう思っていました。

でも、今は違います。
原発事故は、私たちの心を原点に立ち返させてくれた、貴重な経験だったと思っています。
私たちは「生きている」のではなく、「生かされている」のだという大きな気付きを、与えてくれました。
この一年半の間の全ての気付きは、私の人生観を一変させ、幸せに満ちあふれた人生へと変化させてくれました。
その気付きを得ることが出来た根底に、4年間RAHで学んだ、由井会長からの数々の言葉のレメディーがあります。
その一つ一つの言葉が、この一年半の間に、頭の中の知識の引き出しから、心の中へと移行し、全てが腑に落ちた瞬間でした。
そして、福島に住む私たちが、自分たちの手で立ち上がることが出来るように、本当の意味での「自立」をするために、あたたかく見守ってくださった由井会長のエネルギーをいつもいつも感じることが出来たことが、一番の原動力となりました。
「サポートFuku」に込められた熱い思いを感じ、手のひらにのせる度に、「大丈夫!必ず良くなる!福島は聖地になる!」そう思い、福島の仲間たちと共に、復興のプロセスを楽しみに変えることが出来ました。
悲しみ、恨み、怒り、罪悪感からは何も生まれない。
その感情が愛と感謝に変わった時、新しい福島が生まれる大きなエネルギーが生み出されるのだと思いました。

そのことを教えてくれた、由井会長、JPHMAの皆さま、RAHで共に学んだ同期の友人たち、私を支えてくださっている全ての方々に感謝を込めて、この一年半の間に、原発事故が教えてくれた、本来の幸せについて、お話させていただきたいと思います。
溢れる感謝の気持ちをお伝えすることが出来る機会を与えてくださったことに、心から感謝しています。

島倉和歌子
JPHMA認定ホメオパス
日本ホメオパシーセンター福島御山センター長
日本ホメオパシーセンター福島南会津センター長

主催:一般財団法人 日本ホメオパシー財団 日本ホメオパシー医学協会

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