宮嶋 望「自然の真髄にメタサイエンスの視点を!!」

共働学舎の紹介

1970年代に新しい生き方の模索が始まり、「共働学舎」は宮嶋真一郎により創められた。信州の白馬岳の麓で「自労自活」を掲げ、農業、建築、工芸などを活動としながら様々な負担を負う人たちと共に生活し39年の歴史を刻んできている。北海道・十勝の新得農場は宮嶋望が米国から帰国後、1978年に4番目の牧場としてスタートし、酪農・チーズ製造、有機栽培の野菜、工芸などを主な生産とし、生活費はほぼ賄えるようになってきている。

水を生活の中から学ぶ

-32℃に達する極寒の冬を、中古のプレハブで過ごしたサバイバルの中で、水との格闘が続いた。そこで水が吸収するエネルギーは近赤外線である熱だけではないことに気づき、窮地を脱したことから、エネルギーの性格(波長)と水の性格に興味を持った。学生時代に放射線物理に接したことから、その視点から自然を見る癖があり、興味深い世界が開けていった。

炭による環境セッティング

金気が強い沢水を生活水としていたが、美味くないし健康にもよくない。そこで備長炭を使った電子水の装置を購入した。結果は良かった。美味しく、傷口の化膿も防いでくれる。水は自然界では複数の分子が繋がり紐状となっており、あまり単体では存在していないことを知った。また、楢崎昂月博士の相似象学で自然界のエネルギーの流れを学び、炭の効果、炭埋の施行法を学び、伊藤師匠と各地を回り、実施した。施行法も三角炭埋ではなく十字炭埋へ進化し、20数年間環境セッティングの手法として活用している。

セラミックと発酵、発酵における水の分子の作用

炭とセラミックは似た効果を持っている。光や熱というエネルギーを吸収し、波長を変換して遠赤外線領域を中心に放射する。これが生体に、微生物にそして酵素作用に良い効果をもたらすことは知られている。これは分子レベルではどのようなことが起こっているのだろうか。蒸留酒の発酵を例に見てみると、若い蒸留酒は水やアルコール分子の形態はクラスター数が揃わずばらばらで、分子同士の共振は起こり得ないが、熟成が進んでいくにつれ、水とアルコールの分子数は揃っていき、分布曲線はシャープに立ってくる。すると同じ振動数を持つ分子が共振し、そこから発する味を際立たせることになる。これを手助けするのが、炭やセラミックの発する遠赤外線の振動ということになる。

水の結晶、アミノ酸の結晶、宇宙の銀河の動きの法則

水分子の結晶「雪」の出来方を聞きに低温科学研究所を訪ねた折に、水の結晶生成の方程式と、チーズの中に出来るアミノ酸の結晶の生成の方程式は同じものを使うと聞いて驚いたことがある。そのすぐ後にTVの科学番組で銀河が衝突した後のシュミレーションはアミノ酸の結晶のための方程式を使用しているという。にわかに水の分子の世界と銀河の世界の間に相似の関係があることに気がついた。このことを水の質の判断に使っているのが、「まほろばのエリクサー水」を絶賛したDr.シュバイツァーだった。水の分子の回転軸の角度を測り、ハップス望遠鏡の捉えた銀河の回転軸と比較し、相似関係であれば品質が良いと判断する。非常に興味深い。

相似象~フラクタルへ

自然界を見れば相似象は至る所に見受けられる。樹木の樹形、松ぼっくり、巻貝の形状、また、リアス式海岸、地形などフラクタルで表わされる。また、原子の形、地球と月の関係、太陽系の形を見ると、二つの力と回転と言う三つの要素がバランスを取って成り立っていることが分かる。

水の分子の性格、「波動を転写する」するとは?!

セラミックを扱う人や波動理論を語る人は「波動を水に転写する」という言葉を良く使う。事象をよく見るとその意味はわかる気がするが、どうして水がそれ以外のものの性格を帯びるのだろうかと不思議だった。これまでに述べた水分子の性格を考慮して考えてみると、おもしろいことに気がつく。水分子は複数の分子が紐状につながり液状では回転しているという。では、水中にも仕込まれた物質の固有振動数に同調するような長さの紐を水分子が作れたとすると、その紐は物質に共振し、その性格を振動の波形で表現することになる。

ちょうど凹凸のような関係となり、同じ振動数を持つ陰と陽の関係となる。そこで別のショックが来て凹凸が外れたとしても凹(水分子の紐)はそのままその振動を継続する。すると凸は新しく水分子を振動させ、新しい凹を作りだす。それを繰り返していると凸を持たない同じ振動数を有する凹が増えてくる。その場の分子のうちのある割合を超えると凹同士が共鳴し、新しく水分子を同じ振動数へ誘う。これはまさにホメオパシーで行われている作業ではないだろうか。

また、バイオダイナミックの調合剤づくりで行うサーミゼーションと呼ばれる水流を作り、反転を繰り返し、止めたときに出来るカオスが調合剤の性格を水に取り込ませるという理論にも合致する。

生きものの生理作用に働きかけるものとして、治癒効果もしくは沈静効果のある作用を、水を媒体として行うことの可能性が見えてきていると思うが、「波動」という便利な言葉を用いて、安易に言及することはしてこなかった。それはそれぞれの水の素性が全く無垢ということはまず無いし、物理的な現象としての分子の振動には初動のエネルギーが必要となる。そして継続して振動し続けるにもそれを阻害するエネルギー(電磁波)から護るということを知らなければならない。

その振動が打ち消し合うのか、共鳴するのか、または一方を完全に打ち負かすほど力の差があるのか。振動の妙味を知っていなければ効果を誘導することは出来ないこととなる。そこには生きものが持つ基本的な振動数を素直に表現することが要求されてくるように思う。それは生きものの真髄にある炭素を基調とした有機物の振動が重要となってくる。

宮嶋 望氏 チーズ受賞歴
1998年
第1回All Japan・ナチュラルチーズコンテストでラクレットが最高賞。
2009年
第6回で 「シントコ」が審査員特別賞。
2001年
第7回All Japan「さくらアッフィネ」が金賞。
2003年
第2回山の チーズオリンピック(フランス)で「さくら」が銀賞。
2004年
第3回(スイス)で「さくら」が金賞。グランプリを受賞。
2007年
第5回(ドイツ)で「さくら」金賞「エメレット」銀賞。
2007年
Monde Selection で「さくら」「笹ゆき」がGrand Gold受賞。
2010年
World Championship Cheese Contest(米国ウイスコンシン州)ラクレット銀賞。

主催:一般財団法人 日本ホメオパシー財団 日本ホメオパシー医学協会

・TEL: 03-5779-7411 ・FAX: 03-5779-7412 ・MAIL: congress@homoeopathy.ac

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